1. 山口の米どころ名田島

育苗作業(5月)

6月中旬から田植えが始まりますので、育苗作業も併せて進めていきます。
写真の苗箱は全部で約8000箱あります。(47ha分、東京ドームの広さに換算すると約12倍となります。)

田植え(6月)

田植えを開始しました。約1週間かけて45ha作付けする予定です。
田植え作業は、業務の効率化を図るため、ほとんど全てを山口市阿東の株式会社十種の郷に、作業委託でお願いしております。
同じ山口市内でも1ヶ月程度、作期が違うため可能となります。

順調に実っています(8月)

今年はもち米を含め「あきまつり」「日本晴」「中生新千本」「ヒノヒカリ」の5品種を作付けしました。

黄金色に実った稲(9月)

9月に台風16号が接近し心配しましたが豊作です。

高性能コンバインで
収穫します

2. 最新鋭の米粉製粉機

山口市名田島の特定農業法人有限会社名田島農産(代表者秋本清夫)では、山口県と山口市の助成を受けた米粉製粉施設が完成し、平成24年2月20日に関係者30名が出席して竣工式を行いました。

米粉製粉施設は、鉄骨作り平屋建て延べ90平方メートルで乾式製粉機や充填機などを備えています。パン用の米粉を1時間当たり50kg製粉する能力があり、低温製粉ができることで成分や色の変化を抑えられる特徴があります。
既に、山口市産米を原料とした300g入りの米粉を販売しています。
平成24年4月からは、同施設で製粉された県産米粉と同小麦「ニシノカオリ」をブレンドした米粉パンを学校給食向けに供給することとしており、地産地消の推進を図っていきます。
また、平成10年に名田島農産を設立し、米麦大豆の生産販売をはじめ、餅の加工販売事業を展開しています。
平成23年5月には米の需要拡大にむけた6次産業化法に基づく認定をうけました。

3. 米粉ができるまで

4. 米粉の学校給食サイコー!

平成24年度から山口県産小麦と山口県産米粉を100%原料とした地産地消パンを学校給食向けに供給することになり、山口市内の学校で開催された発表会に参加しました。
当社からは原料となる米粉を出荷する予定なので、身の引き締まる思いです。

学校給食地産地消パン検討会議の模様
(山口県パン工業協同組合にて)

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